薬学部3年の森林です。校長と同じ学部、学年で、校長から薬学部の3年生の中で1番暇と言われているくらいで、先日当日欠員が出てしまった2泊3日の旅行に当日の朝誘われて40分後には家を出れるくらい予定がありません。
私の話はこれくらいにして、今日は薬学部における脳の研究について紹介します。アルツハイマーや薬理といったこれぞ薬学部という研究が行われていることは知ってる人も多いと思うので、今回はそれ以外の研究について述べたいと思います。私が着目した研究の題名は
『母体-胎児間の物質輸送に着目した、抗てんかん薬の児への脳機能リスク評価と回避策』で、北大薬学部の臨床薬剤学研究室に所属している古堅彩子先生(助教)が主導している研究です。論文としてはベンゾベアゼピン系の抗てんかん薬を用いたものが出ており、ここでは詳細は省きますが、この研究のように脳が関わる研究は意外とあります。
て出ているものはベンゾジアゼピン系の抗てんかん薬について実験を行ったものです。ベンゾジアゼピンはGabaA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合する薬の総称であり、GabaA受容体の作用を増強することで神経の過剰興奮を抑えることで働きます。
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